康暦の碑

康暦の碑

東由岐にある町内ではもっとも有名な碑。高さ1.6m、幅70cm、厚さ10cmで砂岩の板石でできています。

「太平記」によると、1361年(康安元年)の大地震大津波について、

「大地夥しく動いて日夜止むときなし 山は崩れて谷を埋め 牛馬人民の死傷する事幾千万という数を知らず (中略) 中にも阿波のゆきみなとという浦には俄かに大山の如くなる潮漲り来って 在家一千七百余宇悉く引潮に連れて海底に」

さらに現在の大池のことか、

「地裂け池となる 長さ二百二十歩径百歩」

とあります。
この碑は、康暦(こうりゃく)2年11月、その康安の大災害で命を失った多数の人達の霊を供養するために建立されたものと思われ、日本最古の地震津波碑です。東由岐いや谷の中腹に、その大池を正面にして建っています。
この大地震は今でいうマグニチュード8.4ともいわれ、山は崩れ大地が裂ける大災害であったことが想像されます。

康暦の碑

町指定文化財

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